TOEIC公開テストが新形式になってからリーディングパートの各パート目標通過タイムを設定し、
毎回クリアできるように模試などで練習しています。
800点後半以上の点数を狙うなら塗り絵は避けないといけないので、
今回ご紹介する時間を参考にして頂きながら、
それぞれの得意・不得意なパートに合わせて微調整をして、
ご自身の目標通過タイムを頭に入れておくだけでも、塗り絵に陥る確率は下がると思います。
リーディングパートの目標通過タイム
※13:45にリスニングが終わったと仮定します。
Part5 30問
1問平均20秒 合計10分 13:55にPart5が終了
どの問題も20秒で解くという意味では無く、
品詞問題は10秒、文意を取らないといけない問題は30秒のように、メリハリをつける必要があります。
1問ごとに時間を気にするとそれでタイムロスになるので、10問ごとに時間を確認することをおすすめします。
101~110の10問で3分20秒⇒13:49を超えてないように
111~120の10問で3分20秒⇒13:52を超えてないように
121~130の10問で3分20秒⇒13:55に終了
遅くとも13:58には終了し、Part5だけで14:00を超えると塗り絵の危険性大です。
ちなみに1問平均30秒で解くと14:00になります。
30秒を超えたら、これっぽいなくらいの根拠で良いのでマークをして次に行きましょう。
Part6 16問(4文章)
1問平均30秒(1文章あたり2分) 合計8分 14:03にPart6が終了
新形式では各文章に1題は文挿入問題があるので以前よりも時間が掛ります。
従来通り、品詞問題も混ざっているので、すぐに解ける問題を即処理し、文挿入問題に時間を取っても良い状態にしたいですね。
理想的にはPart5の10分とPart6の8分で18分にしたいですが、
合せて20分以内、つまり14:05までにはPart7を解き始めるのが良いでしょう。
14:10になってもPart7を解き始めていない場合、よほど長文を読むスピードが速くない限り、塗り絵の危険性大です。
Part7 シングルパッセージ 29問
1問平均1分 合計29分 14:32にPart7のシングルパッセージが終了
文章量や難易度は問題によってかなりばらつきがあるので、
比較的易しい広告やチャットの問題は1問1分掛けていたら時間が足らなくなります。
新聞等の記事の問題は難しいことが多いので、そちらに少し多めに時間配分するのがいいでしょう。
シングルパッセージのデッドラインは14:35です。
シングルパッセージの中で難しいと思った問題に出会ったら、とりあえず捨てる勇気も必要です。
特にシングルパッセージの最後の方に難易度の高いものがあることが多いですし、
マルチプルパッセージのほうが案外簡単だったりすることも多々あります。
最後まで解いて、時間が余ったら再挑戦(もしくは塗り絵)しましょう。
簡単かもしれない問題を塗り絵するよりも、どうせなら解答が難しい問題を塗り絵したほうがスコアは高くなると思います。
Part7 マルチプルパッセージ 25問
1問平均1分 5問で1セット5分 合計25分 14:57にPart7のマルチプルパッセージが終了
文章がパッと見た感じ長いだけで、案外簡単なことも多いマルチプルパッセージなので、
塗り絵で終わらせるのはもったいないです。
5問×5セット(2文章or3文章)で、文章自体の難易度も違いますが、各文章の中の問題にも難易度の違いがあります。
悩みすぎているなと感じた問題はとりあえずスルーして、易しい問題を確実に取っていくのが大切です。
199番や200番にすっごい簡単な問題があることもありますよ。
見直しタイム
14:57~15:00の3分
結構速いペースの目標通過タイムをご紹介しましたが、これでも3分しか余らない計算になります。
というか、新形式になって、見直しタイムはよほどの上級者でない限り、ほとんど無いと思っておいてもいいかもしれません。
もし、見直しタイムがあればやり残した問題や、不安ながらもとりあえず解答しておいた問題を見直しましょう。
私自身、難しいフォームに当たった時は見直しタイムほぼゼロの時もあります。
おわりに
リーディングパートを塗り絵せずに全て解くためには、
英文を読み理解するスピード、解答の根拠を探し当てるスピード、マークを塗りつぶすスピード。
とにかくスピード!スピード!スピード!
全ての問題を自分なりに解答出来る力があれば、
それだけでスコアアップは間違いありません。
各パートの終了目標タイムまとめ
Part5 13:55
Part6 14:03
Part7 SP 14:32
Part7 MP 14:57
見直しに3分 15:00終了